この器械は、CTのように網膜の断面図を見ることができます。日本人の失明原因の上位にある緑内障や糖尿病性網膜症などの目の病気の診断に役立っています。 特に緑内障の早期診断に非常に役立ちます。また、専用のアダプタをつけることで、角膜などの前眼部とよばれる部分を観察することもできます。
網膜に関係する病気はさまざまで、病気の進行度合いを注意深く観察する必要があります。 網膜のどこに・どれくらいの病変があるのかを正確に把握するため、網膜を平面的に見たり、断面図を見たり、立体的に見たりします。
網膜疾患、緑内障の治療に用いる装置です。加齢黄斑変性症、糖尿病網膜症、網膜血管閉塞症、網膜細動脈瘤、網膜裂孔、網膜剥離、眼内腫瘍、原発閉塞隅角緑内障、原発開放隅角緑内障などの治療に用いられる装置です。
従来のレーザー治療はとても痛く、つらいもので、局所麻酔を必要とする人も有りましたが、この機種は痛みがほとんど無く、大変楽に治療が受けられるようになりました。
雲霧(うんむ)法と言う効果を基本原理としており、ゲームや読書等で近くに順応した目を、遠くに順応させる器械です。
眼科では、主に目の緊張を緩和させ、過矯正メガネが処方されないように、使用されています。
検査器の中の美しい風景を5分眺めるだけで、遠くの風景を長時間眺めているのと同じだけの効果があります。
これによって間接的に毛様体筋を刺激し目の緊張を解く方法、これは雲霧法と呼ばれ、眼精疲労の軽減や内側に寄ってしまった視線を平行に保つ効果を持ちます。
静的自動視野検査とは、コンピュータで見える範囲を自動的に測定する装置のことです。
Humphrey 静的自動視野計は、世界で最もよく使用されている静的自動視野計で、緑内障や視神経疾患の初期の病変の検出、視野の進行などを正確にとらえます。
検査時間は片眼あたり数分から10分弱ぐらいで、従来の視野検査よりも格段に検査時間が少なく、正確で疲労が少ないと言われています。
医療用レーザーでYAG(ヤグ) と呼ばれる物質をレーザー装置で使用している為、ヤグレ-ザ-と呼ばれています。エネルギーを一点に集めることでプラズマ状態を引き起こし、衝撃を発生す るという装置です。白内障の術後に起こる後発白内障や、緑内障治療で虹彩に穴を開ける場合などにこのレーザーを使用します。
オートケラトレフラクトメータ TOPCON KR-8100PA
これは近視、遠視、乱視の強さを測定する器械です。また角膜の形を解析する機能も備えており、コンタクトレンズの処方や円錐角膜などの病気の診断、評価に役立ちます。
ノンコンタクトトノメーターNIDEK NT-530
目に空気をあてることで目の堅さ(眼圧)を測定する器械です。以前のもの見比べて目に当たる空気の勢いが弱くなり、さらに患者さんの負担が減っております。
検眼システムNIDEK AOS-800
視力検査の時、検眼レンズを自動的に交換してくれる器械です。レンズを入れ替えたりする手間が無いので素早い検査が可能です。
眼軸長・角膜圧測定装置TOMEY AL-2000
超音波で目の長さ、角膜の厚さを測定する器械です。白内障手術を受ける際、眼内レンズの度を決定する為に用いられます。
ポータブルERG TOMEY LE-1000
心電図のように、網膜の電気信号を測定する器械です。網膜の機能を測定します。
スペキュラマイクロスコープTOPCON SP-2000P
目の黒目の膜(角膜)の裏側の細胞(角膜内皮細胞)の写真をとる検査です。内皮細胞の密度が減ると角膜に障害が起こることがあります。白内障の手術適応、コンタクトレンズによる角膜障害の診断に役立ちます。
スペースセービングチャート NIDEK SSC-330
約1メートルの距離で5メートルと同じ検査ができる視力表です。
ニデック社 YAGレーザー装置YC-1600
白内障手術後にできる後発白内障という濁りを衝撃波で治療する器械です。また、狭隅角緑内障の治療にも使用されます。
白内障手術装置Alcon インフィニティビジョンシステム
白内障を超音波で砕き取り除く為の手術器械です。小さな傷口から手術ができるため、早期回復が可能です。